自作PC(パソコン)の組み立て手順

PC(パソコン)の組み立て作業は、普通、次のような手順で行ないます。

1, マザーボードにCPU、CPUクーラー、メモリーを取り付ける。

マザーボード
CPUCPUクーラーメモリー
まず、マザーボードを固定するPCケース内のパネルを取り外し、マザーボードをパネルに9本のネジで固定します。次に、CPUをCPUソケットに装着した後、その上面中央に少量の熱伝導グリスを付け、上からCPUクーラーのヒートシンクを密着させます。そして、CPUクーラーの4本の留め具をマザーボードの穴に押し込んで固定します。最後に、メモリーをソケットに装着した上で、パネルをPCケースの元の位置に固定します。


2, 拡張ボードと記憶デバイスを取り付ける。

拡張ボードハードディスク
グラフィックボードと3種の記憶デバイス(DVD-CDドライブ、フロッピーディスクドライブ、ハードディスク)をネジでPCケースに固定します。グラフィックボードの取り付けは、まず、PC(パソコン)ケース背面にある拡張パネルのスリットをふさいでいるブラケット(L字型の金具)のうち、グラフィックボードを取り付ける位置のブラケットだけを取り外します。次に、グラフィックボードの端子部分をマザーボードの拡張スロットに挿しこんでから、そのブラケットを背面拡張パネルにネジで固定します。

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3, 電源ユニットを取り付ける。

→ATX電源一覧
電源ユニットは、向きを間違えないようにPCケースの取り付け位置に置き、PCケース背面から4本のネジで固定します。


4, PCケース内の配線をする。


→PCケース一覧
まず、電源ユニットから出ている各種電源ケーブルを、マザーボード上のソケットや各デバイスのソケットに接続します。次に、CPUファンやシャーシファンの電源ケーブルを、マザーボード上の指定のソケットに接続します。電源ケーブルの配線が終わった後、3種の記憶デバイスとマザーボード上のソケットを、それぞれの専用ケーブルで接続します。最後に、フロントパネルにある起動スイッチや各種コネクターのケーブルを、マザーボード上のシステムパネルコネクターやソケットに接続します。


これでPCケースの外面パネルを取り付けたら、組み立て作業は完了です。組み立てに必要な工具は、プラスドライバーとラジオペンチだけです。ラジオペンチは、ハンドスクリューを締めつけたり緩めたりするときに使います。

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