ノートPC(パソコン)を自作する

PCの自作は、ATX規格のマザーボードとPCケースを使用したタワー型PCが主流です。しかし、現在、メーカー製PCに対するホームニーズはノート型が主流になっていますから、自作PCでもノート型にトライしてみたいと思う人は多いかもしれません。
そのようなニーズに応えて、"ベアボーンキット"と呼ばれる半完成品タイプのノートPCが販売されています。→ベアボーンキット

ベアボーンキットのノートPCは、CPU、ハードディスク、メモリー以外のパーツの多くがすでに取り付けられており、CPUをはじめとする未装着の主要パーツだけを自分で選び、別途購入して組み立てます。また、OSも選択することができます。それによって、自分のニーズに合ったノートPCを作ることができます。

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しかし、このようなベアボーンキットのノートPCは、現在、ほとんど販売されていません。購入できる製品としては、台湾のCLEVOというPCメーカーが製造している1種類だけのようです。ただ、この製品は、デスクトップ用のインテルCore 2 Duoプロセッサーが使用でき、かなりハイパフォーマンスのノートPCが作れるかもしれません。取り扱い店はかなり少なく、取り寄せとなるようです。


CLEVO

【お取寄せ商品】M660SRU-JP/SM CLEVO M660SRU (ベアボーン) Clevo製ノ−トPC ベアボーン


このように、自作ノートPCの市場はほとんど存在しないに等しい状態です。もとより、ノートPCは、メーカーのエンジニアやデザイナーたちの優れた創意工夫の結晶であり、コンパクトなケースの中には、実に巧みに各種パーツがレイアウトされています。わたしたちアマチュアには真似のできない世界です。また、ベアボーンキットは拡張性に欠け、自由に改良を加えることができません。主要パーツを自分で選択できるというメリットにしても、DELLなどのBTOパソコンを注文すればこと足ります。そのような理由から、ノートPCの自作はファンが少なく、市場が形成されにくいのでしょう。

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