PC(パソコン)自作で最速のゲームマシンを

PC(パソコン)自作派のかなりの人たちが、自作のPCでゲームを楽しんでいると思います。そして、ヘビーなゲーマーの人たちほど、自作のPC(パソコン)に対しては徹底してハイパフォーマンスを求めるようです。そこで、あくまでも初心者向けではありますが、最速クラスのゲームマシンを作る場合の考え方やパーツの選び方を説明します。

まず、最速ゲームマシンの第1条件は、速く、高精細で、滑らかな描画を実現することです。そのためには、ハイエンドクラスのグラフィックボードが欠かせません。グラフィックボードには、大別して、nVIDIA系とRADEON系の2種類がありますが、3D画像に強いと定評のあるnVIDIAのチップを搭載したボードが適しています。また、nVIDIA系の同じボードを2枚使用してSLIというシステムを構築すると、さらに高速処理が可能となり、より美しい3D画像を楽しめます。もっとも、ハイエンドクラスのボードはかなり高価です。しかし、より安価なミドルレンジのボードを2枚使用してSLIを構築すれば、ハイエンドのボード1枚に劣らない高性能を実現することも可能です。ただ、注意しなければならないことは、SLIはグラフィックチップの発熱量が大変大きくなり、排熱のためのファンの増設が必要となる点です。もし排熱を怠れば、高温によってマザーボードを破損する恐れがあります。さらに、排熱の役目を担っている電源ユニットのファンが高速回転し、騒音の原因ともなります。ハイエンドなグラフィックボードは1枚でも高発熱しますから、SLIを構築しない場合でも、シャーシファンの増設しやすいPCケースを選んでください。

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次に重要なポイントは、CPUの選択です。モニターやテレビへの描画はグラフィックボードが担っていますが、ゲームソフトのスムーズな動作は主としてCPUの性能に依存しています。高いパフォーマンスが要求されるゲームマシンのCPUとしては、Intel Coreシリーズが適しています。なかでもIntel Core 2 Duoは、価格と性能のバランスが良く、しかも電圧負荷が少なく発熱量が小さい点でもっとも優れています。グラフィックボードに起因する発熱・騒音への対策を重視しなければならない以上、最適なCPUと言えるでしょう。その他のパーツについては、できるだけシンプルな構成にするよう考えてください。電源ユニットへの負担を少なくすることと、通気を良くしてケース内に熱がこもらないようにするためです。

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